
タンク容量・基本性能をチェックする
エコキュートのタンク容量は、家族の人数を目安に決める。3~4人なら370リットル、4~7人なら460リットル。 屋外に設置する機器は、お湯を沸かす「ヒートポンプユニット」とお湯を貯める「貯湯タンク」に分かれる。貯湯タンクは通常の「角型」が最も安く、敷地の面積や形状により「薄型」「スリム型」などを選ぶと良い。
基本機能としては、「給湯専用」はお湯を供給するだけ、「オートタイプ」は自動お湯はりまで、「フルオート」は追い炊きまで行うことができる。また、エコキュートはタンクにお湯を貯める為、従来の給湯器に比べてシャワーの水圧が弱くなる傾向にある。これを補う為に各メーカーから「高圧タイプ」も発売されている。
使用する地域によっては、「寒冷地仕様」、海岸付近には「耐塩害仕様」、「井戸水対応品」などを選ぶ必要があるので、事前に建築会社と相談しながら選びたい。


建築会社に相談しながら、
必要なオプションを確認する
エコキュートはメーカーによってリモコン付きの物と、別売りの物に分かれる。リモコンは浴室リモコンと台所リモコンがセットになっており、ベーシックタイプの他に、リモコン同士で会話のできる「コミュニケーションリモコン」は、お年寄りがいるご家庭に人気。 配管に関しては、家の建築を担当する建築会社が用意する場合が多いが、念のため建築会社と確認を行い、不足部材が無いようにしよう。