トイレ空間の広さによって
便器の形と機能を選ぶ
快適なトイレ空間を実現するには便器のサイズもポイント。通常はタンクのスペースが必要だが、ゆとりをもたせたい場合はタンクをなくしたタンクレストイレがオススメ。タンク付きより約13cm~14cm奥行き寸法が減り、開放感が生まれる。ただし、別途手洗いスペースが必要だ。
便器には大型サイズと普通サイズの2種類があり、現在は大型サイズ(エロンゲートサイズ)が一般的。
掃除のしやすさへの
配慮をチェックする
掃除のしやすさはトイレを選ぶ際の大切なチェックポイント。汚れにくく掃除しやすい工夫をした便器が増えている。従来の陶器に加えて、水アカのつきにくい有機ガラス系の新素材を使った便器も登場。洗浄方式では、水流を旋回させて汚れを落としたり、2種類の泡洗浄で隅々まできれいにしたり。また、汚れがたまりがちなフチをなくしたものや、便器本体、便器外側の隙間や凹凸をなくしたものも。便座・ふたが電動もしくはワンタッチで昇降する製品もある。実物を見て確かめたい。
自動で掃除する便器
電動で機能部がリフトアップ
ゆとりのトイレを
カラフル便器で豊かに演出
爽やかな音楽が流れ、臭いもない。便器のコンパクト化で広さにもゆとりが生まれたトイレを、より楽しくハイセンスな空間にという動きも活発だ。 その一つがカラーバリエーション。これま白一辺倒だった便器にブルーやオフホワイト、パステルピンクなどさまざまな色が提案されている。トイレ空間は好みに合わせて豊かに演出できるようになっている。
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